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ChatGPT(チャットGPT)で簡単にロジックツリーの練習!AIで論理的思考力をアップしよう!

本記事では、ChatGPT(チャットGPT)を用いたロジックツリーの練習を通じ、AIの論理的思考について探っていきます。

読み進めることで、自分の論理的思考力を高めるヒントを得れます。また、課題解決に導く、ロジックツリーの作成を時短できる内容になっています。これから必須スキルとなるAI活用でビジネス上級者にステップアップしよう!

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当サイトは、「AIと仕事」をテーマにChatGPTのプロンプト例現場での実践法。AIがサポートするビジネスフレームワーク作成などの情報を提供しています。また、仕事で使用している便利なAI・ITツールについても紹介していきます。是非、ご覧ください。

ChatGPT(チャットGPT)とは?AIは論理的思考を持っている?

ChatGPT(チャットGPT)とは、OpenAIが開発した自然言語処理の人工知能技術です。この技術を使うことで、人工的に作成されたテキストデータを元に、課題解決や対話などの様々な用途に利用することができます。

一方、AIが論理的思考を持っているかというと、現時点では完全に持っているとは言い切れません。AIはルールやパターンを学習することができますが、自己意識や直感、創造力など、人間が持つ多くの要素を持っていません。

ただし、AIは大量のデータや情報を解析することで、論理的思考に必要な推論や判断を行うことができます。例えば、ChatGPT(チャットGPT)は、膨大な文章を学習することで、一定の論理的な応答を返すことができます。

つまり、AIは論理的思考を持っているとは言い難いものの、一定の論理的な判断や応答を返すことができるということです。今後、AIの技術の進化により、より高度な論理的思考が可能になるかもしれません。

ロジックツリーとは?

ロジックツリーは、問題解決や意思決定に役立つツールです。このツールでは、問題を小さなパーツに分け、それらを順にたどって最終的な答えを導き出します。

ロジックツリーは、最上部に問題があり、それが分岐先に分けられます。分岐先には、選択肢や条件が表示されます。最終的には、選択した選択肢や条件によって最終的な答えが出ます。

このツールの最大の特徴は、複雑な問題でも分かりやすく表現することができる点です。視覚的に表現されるため、図や表として表現されることが多く、複雑な問題でも理解しやすくなっています。

また、問題を小さなパーツに分解することで、解決策の発見がしやすくなり、問題解決や意思決定のプロセスを明確にすることができます。

例えば、「休日にやりたいことは何か?」という問題を解決する場合、ロジックツリーを使って以下のように分解することができます。

最初に、「外出するか家で過ごすか」という分岐に行きます。外出する場合には、「街中か郊外か」という分岐に進み、家で過ごす場合には、「映画を観るかゲームをするか」という分岐に進みます。

それぞれの分岐先に応じて、条件や選択肢が表示され、最終的に、選んだ選択肢によって最終的な答えが出ます。

ロジックツリーは、問題解決や意思決定において、論理的思考を発展させる上で重要なツールとなっています。そして、このツールを使いこなすことで、より効率的に問題解決や意思決定を行うことができます。

4種類のロジックツリーとは?

4種類のロジックツリーについて、要素分解ツリー(Whatツリー)、原因追求ツリー(Whyツリー)、問題解決ツリー(Howツリー)、KPIツリーの順で説明します。

要素分解ツリー(Whatツリー)

問題を小さな要素に分解し、それらを順にたどって最終的な答えを導き出すツールです。
問題を分解することで、問題の全体像を明確にし、解決策を見つけることができます。

原因追求ツリー(Whyツリー)

問題の原因を特定し、それを順にたどって解決策を見つけるツールです。
問題の原因を特定することで、同じ問題が再発することを防ぎ、より効果的な解決策を見つけることができます。

問題解決ツリー(Howツリー)

問題の解決策を見つけるために、様々な解決策を検討し、それぞれのメリット・デメリットを評価して最適な解決策を見つけるツールです。
解決策を検討することで、問題を根本的に解決することができます。

KPIツリー

成果指標(KPI)を設定し、それを順にたどって目標達成に向けた具体的なアクションを考えるツールです。
KPIを設定することで、目標達成に向けた具体的なアクションを考え、実行することができます。

ChatGPT(チャットGPT)を活用してロジックツリーを作成

では、実際にChatGPTと会話をしながらロジックツリーを作って行きたいと思います。

※会話の冒頭に【ユーザー】か【ChatGPT】なのか分かるようにしていきます。

👈この緑線の枠の中が【ユーザー】のプロンプト(指示文)です。

👈この薄黄色の背景の部分が【ChatGPT】の回答になります。

【ユーザー】
あなたは最高のビジネスコンサルタントです。これから私にさまざまな質問をしながら、ロジックツリーを作成してください。

(問題点)
ABCサプリの売上低迷

(会話のルール)
・抽象的な質問だと答えにくいため、なるべく答えやすいように具体的に質問をしてください。

・質問と同時に回答例を簡潔に示してください。

・質問は一回でひとつまで。複数質問したいことがあれば、分割して聞いてください。

・質問回数は最大5回まで 、5回で見つからなければ、3回まで追加質問ができます。

では、最初の質問をひとつと回答例をお願いします。

【ChatGPT】
質問: 直近3ヶ月のABCサプリの売上推移について、前年同期比で伸び率はありますか?

回答例: 直近3ヶ月のABCサプリの売上は以下の通りです。前年同期比の伸び率も計算しています。

・今年1月: 1000万円
・今年2月: 900万円
・今年3月: 800万円

前年同期比の伸び率は以下の通りです。

・今年1月: 5%
・今年2月: -10%
・今年3月: -20%

【ユーザー】
回答: 直近3ヶ月のABCサプリの売上は以下の通りです。前年同期比の伸び率も計算しています。

・今年1月: 250万円
・今年2月: 240万円
・今年3月: 230万円

前年同期比の伸び率は以下の通りです。

・今年1月: -5%
・今年2月: -10%
・今年3月: -10%

では、2つ目の質問をひとつと回答例をお願いします。

【ChatGPT】
質問: 直近3ヶ月のABCサプリの主要顧客層はどのような人たちですか?(年齢層、性別、地域、職業など)

回答例: 直近3ヶ月のABCサプリの主要顧客層について、以下のような情報があります。

・年齢層: 30代後半〜50代前半が中心で、50代以上も一定数います。
・性別: 女性が多く、男性も一定数います。
・地域: 都心部が中心で、近郊も一定数います。
・職業: オフィスワーカー、主婦、高齢者が中心で、学生や自営業者も一定数います。

【ユーザー】
回答: 直近3ヶ月のABCサプリの主要顧客層について、以下のような情報があります。

・年齢層: 50代以上が中心です。
・性別: 女性が多いです。
・地域: 近郊が中心で、都市部も一定数います。
・職業: 主婦、高齢者が中心です。


では、3つ目の質問をひとつと回答例をお願いします。

【ChatGPT】
質問: ABCサプリの商品ラインナップに変更はありましたか?ある場合は、どのような変更がありましたか?

回答例: 直近3ヶ月のABCサプリの商品ラインナップについて、以下のような変更がありました。

・新商品の追加: ABCサプリのラインナップに、新商品が1つ追加されました。それは、体調管理に効果的なサプリメントで、主に高齢者向けに販売されています。

・既存商品の廃止: ラインナップの中で、あまり売れていなかった商品が廃止されました。

【ユーザー】
回答: 直近3ヶ月のABCサプリの商品ラインナップについて、変更ありませんでした。
では、4つ目の質問をひとつと回答例をお願いします。

【ChatGPT】
質問: 直近3ヶ月のABCサプリのマーケティング施策はどのようなものがありましたか

回答例: 直近3ヶ月のABCサプリのマーケティング施策について、以下のようなものがあります。

・ポイントキャンペーン: 購入金額に応じて、ポイントを貯めるキャンペーンを実施しました。

・SNS広告: FacebookやInstagramで、ABCサプリの魅力をアピールする広告を出稿しました。

・メルマガ配信: 登録している顧客に向けて、健康に関する情報やABCサプリの情報を発信するメルマガを配信しました。

・インフルエンサーとのコラボ: ABCサプリに興味がある人たちにアプローチするために、健康に関するインフルエンサーとコラボしました。

【ユーザー】
回答: 直近3ヶ月のABCサプリのマーケティング施策について、以下のようなものがあります。

・ポイントキャンペーン: 購入金額に応じて、ポイントを貯めるキャンペーンを実施しました。

・ブログからの流入: ブログでお役立ち情報を書き、集客しました。

・メルマガ配信: 登録している顧客に向けて、健康に関する情報やABCサプリの情報を発信するメルマガを配信しました。

では、最後の5つ目の質問をひとつと回答例をお願いします。

【ChatGPT】
質問: 直近3ヶ月のABCサプリの競合他社について、どのような情報がありますか?

回答例: 直近3ヶ月のABCサプリの主な競合他社には、以下のようなものがあります。

・DEFサプリ: 同じような健康補助食品を販売しています。
・GHI社: 食品スーパーなどで販売されている、健康補助食品のブランドです。
・JKL社: ネット通販で販売されている健康補助食品です。

ABCサプリと競合する商品の中でも、DEFサプリとの価格競争が激しく、GHI社は知名度が高く、JKL社はオンラインでの販売が強みです。

【ユーザー】
回答: 直近3ヶ月のABCサプリの主な競合他社には、以下のようなものがあります。

・DEFサプリ: 同じような健康補助食品を販売しています。
・GHI社: 食品スーパーなどで販売されている、健康補助食品のブランドです。
・JKL社: ネット通販で販売されている健康補助食品です。

ABCサプリと競合する商品の中でも、DEFサプリとの価格競争が激しく、GHI社は知名度が高く、JKL社はオンラインでの販売が強みです。

では、本日の会話をもとにロジックツリーを作成してください。まだ質問必要なら質問ひとつと回答例をお願いします。

【ChatGPT】
ロジックツリーを作成します。

直近3ヶ月のABCサプリについて
├─ 売上は以下の通り
│ ├─ 今年1月: 250万円
│ ├─ 今年2月: 240万円
│ └─ 今年3月: 230万円
│ └─ 前年同期比の伸び率は以下の通り
│ ├─ 今年1月: -5%
│ ├─ 今年2月: -10%
│ └─ 今年3月: -10%

├─ 主要顧客層について
│ ├─ 年齢層: 50代以上が中心
│ ├─ 性別: 女性が多い
│ ├─ 地域: 近郊が中心で、都市部も一定数
│ └─ 職業: 主婦、高齢者が中心

├─ 商品ラインナップについて
│ └─ 変更はなし

├─ マーケティング施策について
│ ├─ ポイントキャンペーンを実施
│ ├─ ブログからの流入で集客
│ └─ メルマガ配信を行う

└─ 主な競合他社について
├─ DEFサプリ: 同じような健康補助食品を販売しており、価格競争が激しい
├─ GHI社: 食品スーパーなどで販売されている、健康補助食品のブランドで知名度が高い
└─ JKL社: ネット通販で販売されており、オンラインでの販売が強み

これらの情報から、ABCサプリに対して以下のようなアドバイスが考えられます。

1.年齢層が50代以上が中心であることから、その年齢層に向けた情報発信を強化することが必要です。

2.性別が女性が多いことから、女性にアピールする広告やキャンペーンを行うことが有効です。

3.地域によっては近郊が中心であるため、その地域に合わせた販促活動を行うことが望ましいです。

4.職業が主婦、高齢者が中心であることから、家庭に関連する商品や健康に関する情報を提供することが有効です。

5.売上が前年同期比でマイナスになっているため、競合他社との差別化や商品力の向上が必要です。

DEFサプリとの価格競争が激しいため、価格に頼らずにABCサプリの特長や効果、品質などをアピールすることが重要です。

GHI社に比べて知名度が低いため、広告や宣伝を増やして知名度を上げ、信頼性を高めることが必要です。

JKL社に対しては、ABCサプリの強みであるポイントキャンペーンやメルマガ配信を活用し、オンライン販売にも力を入れることが望ましいです。

6.ポイントキャンペーンやメルマガ配信は、現在のマーケティング施策として有効な手段であるため、引き続き継続することが望ましいです。

7.商品ラインナップに変更はないため、顧客ニーズを把握し、商品力の向上や新しい商品の開発に取り組むことが重要です。

8.競合他社との差別化や商品力の向上に加えて、顧客満足度の向上にも取り組むことが必要です。顧客満足度の向上は、リピート率の向上や口コミでの広がりにつながります。

以上のアドバイスを参考に、ABCサプリのマーケティング施策や商品開発に取り組むことで、競合他社との差別化や顧客満足度の向上、売上の回復を目指すことができます。

まとめ

本記事では、ChatGPT(チャットGPT)でロジックツリーを作成する方法について解説してきました。ChatGPTは、自然言語処理のAIで高度な論理的思考を持っているわけではなく、あくまでプログラムされたルールに基づいて文章を生成しています。

ChatGPTは、テキスト入力に対して次の予測を行い、文章を生成する機能を持っています。そのため、ユーザーが入力した質問や回答に基づいて、自動的にロジックツリーを作成することができます。

結論として、AIを使った論理的思考ではまだ課題解決には至らないと感じるが、ChatGPTを活用することでスピーディーにロジックツリーの下書きを作成することが可能になります。
ChatGPT(チャットGPT)を使いながらロジカルシンキングの鍛錬をしていきましょう。